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タカラスタンダードといえばホーローキッチンですね。歴史のある会社です。最初はエナメルだったか、そして今でもホーローの技術を継承し新製品を出し続けています。タカラの流し台ともいってた時代もありました。今はシステムキッチンにホーローの技術を施しています。エナメルもホーローも素材にガラス質をコーティングというか焼き付けたりして表面を使いよくします。靴やウェアでもエナメル使いますね。ガラス質ですから傷つきにくく水に強いんです。ですからケトルや鍋でもホーロー製品が豊富にあります。但し、タカラのホーローは鍋のホーローイメージとは違います。そこがタカラの技術なんです。素材を鋼板として鋼板の表面をガラス質が強力に密接できるように加工します。この技術により鋼板そのものの表面がガラスとなり、一体となったガラス面鋼板が出来上がるんです。鉄の強さとガラスの美しさを合わせ持つ割れないガラスという夢の素材になるんです。汚れや湿気に強くカビを寄せ付けない、傷みや腐食が無くニオイも付きにくいんです。ですからヘアカラーとか染みるケミカルを使う美容院さんとかタカラ製品ですよね。油性マジックで書いてもすぐなら水拭きで消えるぐらいですよ。表面がガラスですから凸凹がないんでさっと拭き取れるんです。また、基本体が鉄ですからマグネットを使えるとこが意外に便利なんです。このホーローを全ての場所、キャビネットの中、側面や底面などに使ってるからメンテナンスがしやすく何年も綺麗な状態をキープできるんです。業務用で使われる理由がそこにあります。

人気が続いてるシステムキッチンでもトップクラスかな。所謂ロングセラーシリーズとでもいいましょうか、トクラス。それもそのはず旧ヤマハリビングテックです。浜松のYAMAHAです。納得の熟練技のパネル高級高品質鏡面仕上げ塗装。見事です。ここに魅入られる方が多くて。いやほんと美しいんです。ベリーシリーズは150種以上の扉カラーから選べます。扉のグレードも選べます。なんといいましょうか、ものづくりの社風みたいなものがあります。長く綺麗に使い続けられる熱や衝撃に強いキッチンカウンターとかすり傷も落とせるシンクとかですね。素材の研究・開発から成形までまさにYAMAHAを感じさせてくれます。もう少し具体的に書いたほうがいいかな。例えばシンクはクリームクレンザーや研磨剤付きのスポンジも使えて放置したしつこい汚れを擦り落とせます。つまりクルマの塗装で例えると少しぐらいのこすり傷ならコンパウンドで綺麗にわからなくなりますね。そういった処置に耐えられるほどコーティングが何層にも厚いということなんです。いっときますけど毎日擦ったらもちませんよ、年に数回ですよ。いくらなんでも無限層ではありませんから、いつかは素材が露出します。そしてカウンターは350℃に空焼きしたフライパンを10分間放置しても、割れたり変色しにくい特性を備えています。この辺の魅力なんです。社名変えなきゃよかったのにね。

キッチンにこだわる方が選択するのがクリナップですね。もちろん飲食店のキッチンから一般家庭用のキッチンと賃貸アパート向けキッチンまでオールです。自分もクリナップのステンレスは好きですね。常に清潔にする人にはたまらない素材なんです。ピカーと輝きます。さておき、機能を紹介しますが、ここも真正面からズドンという感じで、先ずコンロとシンク、左右の収納キャビネットの配置からして、作業する人がセンターポジションという設計思想なんです。これも好きですね。ポイント高いです。シンクは基本大きめです。水の流れを排水口に導いています。なにげに凄いです。そして作業スペースを自由に動かせるサポートプレートを使えばシンク上まで広がる2倍の作業スペースが生まれます。1段下がったデッキ部は簡単に水で洗い流していつも清潔に保てます。クラフツマンデッキというスグレモノ。そしてコンロは料理によって適した熱源は違いますからガスコンロとIHクッキングヒーターを1台で使い分けられるというもの。そして真ん中に立って作業しながらコンロ下とシンク下にあるコンテナに手が届きスムーズに調理道具を取り出るダブルツールコンテナ。やっぱりクリナップいいですね。火加減を目で見て確認できるガスコンロを活かしてくれるありがたい。